胃が痛むというのはよくあることですが、その痛みが長く続いているならば注意が必要です。胃の病気として最も死亡リスクが高いのは「胃がん」です。胃が痛む仕組みは、胃の内側の筋肉細胞が胃液の酸に侵される状態で起こります。胃酸はとても強い酸で、これが出過ぎてしまったり、逆に少なくなりすぎると、胃の痛みが生じることもあります。

また、最近多いのはストレスによって引き起こされる胃の痛みです。この場合は根本的な治療として、心療内科など心身症を扱っている医療機関にかかることが大切です。そのようなわかりやすい原因に心当たりがないのであれば、まずは人間ドックを受けてみると良いです。年に一回は国の健康診断を受けているから大丈夫、という人が多いですが、健康診断だけでは検査内容が不十分なことも多いです。

胃に関しての人間ドックでは、胃カメラや胃バリウムといったお馴染みの検査だけではなく、ホルター心電図・安静時心電図・血圧測定・血液検査・心臓超音波検査・腹部MRI・腹部エコーなど、様々な検査を組み合わせて詳細を見極めていくことができます。このように、人間ドックのメリットとして、よく分からない症状に対して広範囲に検査ができるという特徴があります。一般的な健康診断では特に異常がないと言われたものの、何となく不調を感じているようであれば、人間ドックを受けてみると良いでしょう。それにより、病気が早く見つけられ、早い段階で治療につなげられる可能性が高くなります。

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